先週は佐賀に行っていました。
来年、大阪で開かれる第54回建築士会連合会 全国大会 大阪大会(←長い!)の広報活動のためです。
全国大会についてはまた次の機会に語るとして、今回は嬉野温泉の大正屋に行って来た話をします。

大学時代に傾倒していた建築家は、吉村順三氏でした。
軽井沢の家をはじめ、学生時代に過ごした京都にあるホテルフジタ、晩年の八ヶ岳高原音楽堂など巨匠らしい作品が多いですが、わが恩師からその作風と空間感、設計に対する「気」の使い方などを学びました。

それらは、大学の授業や講義ではなく大概はどこぞに飲みに連れて行ってもらって、おいしいものを食べさせてもらいながらの課外授業での指導が殆どでした。当時はその薫陶をまったく意識することができなかったのですが、自分自身が建築設計をしたり、学生に建築を教えたりするにつれて、その偉大さを知ることとなりました。

吉村順三の作品集を見たのも大学時代、恩師の影響で、そのなかに「大正屋」があったことを覚えています。
ながい時間をかけての邂逅になるのですが、嬉野温泉に行き、大正屋で湯船につかり食事をして、大学時代に好んで学んだ空間感覚を久しぶりに体感することが出来ました。低い天井、木質空間、手の痕跡のあるディテール、和の家具やしつらえなどなど。。。
ああ、設計がしたくなる瞬間です。
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もう8月ですね。ちょうど大林組を退職し独立して5年目になります。
両親の介護やらいろんなことが重なっての独立でしたが、あっという間に月日が経ってしまった感じがします。特に今年はものすごいスピードで月日が流れ、よくこんなにしたいことがいっぱいあるもんだなと思う位の溢れるアイデアと、こんなにいろんなことを任せてもらえていいんだろうかいう充実感いっぱいの日々が過ぎていってます。
もちろん、それに伴う代償もあります。家族には迷惑を掛けっ放しですし、多くの人のアドバイスや協力がなければ、自分自身では何も出来ないということにも気がつきました。
ひとつだけ確信したことは「寄り道しているほど人生は長くないな」ということ。
まあそれは今の実感なので変わることも前提ですが。。。。。
今年は後厄なんですが、家相や風水(の風説)を信じない自分にとっては、厄年はいわゆる40代男性の健康への危機管理の指標程度に考えています。とは言え、いろんなしんどいことが巡ってきて「シュン」となることもあるのですが。。。
今月は、士会メンバーで製作している映画撮影も佳境に入ってきました。
いろんなことがありながらものづくりが進んでいくのは大変だけれど面白い。それもいっしょに楽しんでくれるメンバーがいるからできることでありがたいです。
そんなこんなのひさしぶりのつれづれブログでした m(_ _)m......
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雨つづきで、晴れてもじめじめと蒸し暑い。。。
25日(金)におこなったSCMAの企画展『アニメが語り始める』はいくつもの課題を残す結果となった。この企画展は、5人のメンバーで共有する課題を元にトークライブをおこなうもので、シリーズとして5回続ける予定で、今回が2回目となる。
まずは「コトバ」の問題。『建築を語らずに建築を語る』というコンセプトの認識のずれがトークイベントの目的点を大きくブレさせてしまう結果となった。これは提案した僕の「コトバ」をキチンとプログラムとしての具現化できていなかったのが原因だった。
それと『アニメ』という1テーマのつもりがアニメの作品性や作家性を語る結果となり、多くのトピックが入り乱れて収拾がつかなくなってしまった。収拾がつかないのはトークイベントではまったく問題ないと思っているのだけれど、その結果、見えない縛りになっていた『建築を語らずに建築を語る』がもろに『建築』を語ることになってしまった。
結果「腑に落ちることも疑問を抱える」ことも無く来場者が会場を後にするということになってしまった。
参加したメンバーの意見は様々だが、トークライブであればセッションレベルまでの練習は必要で、それがあってこそのライブモードなのではと反省している。
次回はそれらを踏まえて面白くしていきたい。
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